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電子日記

チラシを制作する上での注意点

2024/09/16


今回は、「チラシを制作する上での注意点」についてお話します。

 

 

チラシは、主に広告・宣伝用として使用されるツールです。

さまざまな形状やサイズがあり、手軽に配布できるため、特定のターゲットに直接情報を届けるのに効果的です。

 

チラシのデザインを制作する上でやってはいけないこと

 

チラシの効果を大きく左右するのがデザインです。

デザインの良し悪しを決める要素は3つあり、1つ目がレイアウト、2つ目がフォント、3つ目が配色です。

効果的なデザインを作る上で、それぞれやってはいけないことをご紹介していきます。

 

 

1.レイアウト

 

レイアウトとは、各パーツをどこにどのような感じで配置するか決めることです。

レイアウト決めで特にやりがちでやってはいけないことは、「余白がない」ことと「メリハリがない」ことです。

文章や写真を詰込みすぎ、余白が無くギュウギュウなレイアウトになっていませんか?

また、写真や文字の大きさが単調で、商品カタログのようなレイアウトになっていませんか?

チラシには多くの情報を詰め込みたくなりますが、内容はシンプルで明確にすることが大切です。

余白を設けることで、視覚的に読みやすく、洗練された印象を与えます。

必要な情報(イベント名、日時、場所、特典など)は目立つように配置し、長すぎる文章は避け、短くてわかりやすいキャッチコピーなどを使用しましょう。

 

 

2.フォント

 

フォントは視認性に大きく影響します。

フォントでよくある失敗例は、読み手に与えたい印象と、フォントの選定がズレていることです。

「アットホーム感」を伝えたいチラシに、上品な印象を与える「明朝体」ばかり使っていませんか?

明朝体はビジネス書類で使われるほど敷居の高い印象を与え、アットホームとは真逆のイメージを与えてしまいます。

与えたい印象に合ったフォント選択をしましょう。

読みやすいフォントを選び、大きさや太さで重要な情報を強調します。

しかし、異なるフォントを多用しすぎないように注意し、一貫性を保つことも重要です。

 

 

3.配色

 

色の使い方はデザインの印象に大きな影響を与えます。

配色でやりがちなことは、様々な色を使い過ぎて派手になることです。

同じ内容でも色を変えると印象は大きく変わり、効果にも大きく影響します。

例えば、赤・オレンジなどの暖色には食欲を増進させる効果がありますが、青などの寒色には食欲減退の効果があり、選ぶ色によって真逆の効果を生み出してしまいます。

ブランドカラーを使用するか、ターゲット層に訴求する色を選ぶことも大事です。

コントラストを適切に使うことで、重要な情報が際立つように工夫しましょう。

伝えたい内容に適した配色をすることで、読み手に与える印象を意識しましょう。

 

 

 

上記3点の事に気をつけながら制作しましょう。

また、チラシを制作する上でのおすすめソフトについてご紹介します。

 

 

1.GIMP

 

GIMPは、優秀なレタッチ機能を備えた無料の画像編集ソフトで、MacWindowsの両方に対応しています。

イラスト描画のための機能が豊富で、「ブラシ」「えんぴつ」「エアブラシ」などの機能は一通りそろっているおり、描いた線を綺麗に修正してくれる「手ぶれ補正」もあります。

イラスト作成、写真の加工や画像の色彩調整、文字入れなど、チラシ作りに必要な機能はこのソフト1本ですべて手に入ります。

デメリットとしては、高機能ゆえに使いこなすまでに多少の慣れが必要な事です。

しかし、ネット上で使用方法を解説しているサイトや動画が多くあるので、普段からパソコンで作業をしている方であればそれほど心配する必要はありません。

 

GIMPサイトはこちらから

 

 

2.Canva

 

Canvaは誰でも簡単にプロのようなおしゃれなチラシを作成できるフリーアプリです。

多種多様なデザインテンプレートが用意されており、それぞれ「イベント向け」や「飲食店向け」など探しやすいようにカテゴライズされておりアプリ内で検索することができます。

写真やイラスト素材もほとんどのものを無料で使用することができます。

スマホにも対応しており、iPhoneとAndroidの両方で利用できます。

しかしスマホで利用するにはFacebookかGoogleアカウント、もしくはメールアドレスが必要になります。

デザインしたチラシを印刷して自宅へ届けてくれるサービスもあるため、大量に作成したい方にもおすすめです。

 

Canvaサイトはこちらから

 

 

3.FireAlpaca

 

イラストを中心で手書きの味を出したいなら、FireAlpacaがおすすめです。

20種類ものブラシが使用できるだけでなく、追加でオリジナルのブラシも作成できます。

複雑な操作を必要としないため、画像編集ソフトの使用経験が浅い方にもおすすめできるツールです。

WindowsとMacの両対応で、低スペックのパソコンにおいても動作が重くならない点が魅力となります。

 

FireAlpacaサイトはこちらから

 

 

作りたいチラシのデザインやツールの利用環境などを総合的に判断して、自分に合ったソフトを選択しましょう。

チラシのデザインにこだわりたいなら画像編集型、手軽さを優先するならスマートフォン対応のチラシ作成ソフトなど、選択の基準は人によって異なります。

無料・有料にかかわらず、しっかりと検討してソフトの入手に取りかかりましょう。

チラシ作成ソフトを使いこなす自信がないという方は、alankまでお問い合わせください。

 

 

ご拝読いただき、ありがとうございました。