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電子日記

転職に悩まれている方へ

2025/01/20

今回は、「転職に悩み」についてお話します。

 

 

『転職したいなぁ、でも転職していいのかな……』
仕事や会社に悩みがあるけれど、転職に踏み切っていいのかも悩んでしまう。

そんな方は、何に悩んでいるのか自分と向き合ってみることで、次の一歩が見えてくるかもしれません。

「人間関係に悩んでいる」方でも、「誰か一人との相性がよくない」のか「社内の雰囲気が合わない」のか、奥深くの気持ちは異なるものです。

まずは自分の気持ちと向き合って、悩みの種をつかみましょう。

 

 

1.転職に悩む理由と不満

 

 

①人間関係で悩む

 

 

・合わない社員がいる

・職場内でのハラスメントがある

・上司の機嫌で社内が振り回される

・社内の雰囲気が悪い

・噂や悪口が多い

・社内の雰囲気が合わない

・協力体制がない

・意見や考えを言いづらい・否定される

・プライベートな時間での付き合いを求められる

 

 

②.仕事内容で悩む

 

・やりがいを感じられない

・異動して希望しない仕事内容に変わった

・入社前に聞いていた業務内容と違う

・決まったやり方以外で仕事ができない

・改善案やアイデアを聞いてもらえない

・昔ながらの慣習に固執して新しい取り組みをしない

 

 

③.労働時間・残業で悩む

 

・サービス残業が多い

・残業代は支払われるが残業時間が多い

・残業がよしとされる文化がある

・シフト制で毎日の労働時間が変化する

・上司より先に帰りづらい雰囲気がある

・人が少なくて休憩が取りづらい

 

 

④.休日・休暇で悩む

 

・連休がない

・年間休日が少ない

・家族や友人と休みが合わない

・年末年始やお盆が繁忙期で帰省できない

・有給休暇が取りづらい

・休日出勤がある

・代休がない

・休日に呼び出される

 

 

⑤.給与・報酬で悩む

 

・給与が上がらない

・賞与がない

・給与が成果に見合っていないと感じる

・他の業界と比べて平均給与が低い

・残業代が支払われない

・残業が減って収入も減った

 

 

 

2.悩みの解消方法が転職か、判断する2つの基準

 

 

①.悩みを解決するために行動を起こしたが、状況が変わらない

 

転職することで悩みのすべてが解決できるとは限りません。今の悩みが解決しても、新たな悩みが生まれる可能性もあります。

現状の悩みに対して転職する前に、一度今の状況が改善できないのか上司や同僚などに働きかけてみる方法もあります。

それでも改善されない。

このようなときは転職を考えるタイミングといえるでしょう。

 

 

②今の会社で感じるメリットを手放してでも、変えたい

 

人間関係、給与、休日、評価など、すべて希望通りの会社や仕事に出会うことはなかなかありません

仕事にやりがいを感じている、評価を得ている、人間関係がいい、給与に満足している、残業が少ない、福利厚生が手厚い、など、今の会社で何に満足しているでしょうか?

たとえば、今メリットに感じる「人間関係の良さ」を手放してでも「残業時間を減らしたい」と考えるか、といった視点になります。

現状のメリットを手放してでも変えたいものがあれば、転職を考えてもよいといえるでしょう。

 

 

3.転職エージェントで自分の考えを確かめる

 

自分が出した答えや次の一歩が不安なら、転職エージェントに相談してみるのもよいでしょう。
転職のプロ目線で、客観的な考えやアドバイスを得ることができます。

もしかしたら、自分だけでは気づけなかった視点があり考えが深まるかもしれません。

相談時のポイントは、相談事の背景をしっかり伝えることです。
悩んでいること、その悩みに対して考えたこと、次に取ろうと思っている行動などを伝えることで、アドバイザーもあなたの状況や悩みを深く理解し、良い答えがかえってくるかも知れません。

転職エージェントは無理に転職を勧めるサービスではありませんので、話をしてみて転職のタイミングが今じゃないと感じたら、転職しない決断ができたことも大きな成果といえるでしょう。

 

 

4.転職すべきではない人の共通点

 

ここまでお話ししてきましたが、目的意識や現状認識が「甘い」方は転職に向いていません。

言い換えると、「転職して何を実現したいのか」という意思がない方です。

その状態では転職活動自体がうまくいきませんし、仮に転職先が決まったとしても、また何かしらの不満が起点となって転職を繰り返すことになりかねません。

当たり前のことですが、転職すればすべてがうまくいくわけではありません。「前の会社のほうが良かった……」と転職後に後悔することも十分にありえます。

転職したいと思っているだけの方は認識が甘く転職すれば、なおさらその可能性は高まります。

もし「自分も同じようなタイプかも……」と感じた人は、そのまま転職活動を続けずに、ちょっと立ち止まりよく考えてみてもいいかもしれません。

 

 

 

ご拝読いただき、ありがとうございました。